全てが経験になる。無駄なことはない【人生の1番キツかった話】

まっふーです。

 

人生で今やってる事って無駄な事かな・・って思う事ないですか?

 

 

 

18歳の高校を卒業して社会人になりたての頃、リフォームの営業をやったときの体験談。

そこで感じたことをお伝えしていきたいと思います。

 

※10年以上前の話で、思い出して好きに書くので読みずらくなってるかもです。お許しを・・


社会人ってこれが普通なの?

これはなぜお伝えしようかなぁと思ったかというと、

この営業で培ったものっていうのは、今でも活きているからです。

そこで学んだ事で、営業で苦労した事は特にありません。

 

 

辛い事が全くないわけではないですが、一番辛かった経験をしてしまったので、

それ以上辛い事がないんです。

 

当時は、

「こんなに辛いの嫌だから早くやめたい・・」

「なんの意味があるんだろう・・」

 

そんな疑問を抱きながら働いてました。

そんな中で1番ヤバかった経験をお伝えします。

この経験があったからこそ今わかったんですが、

その後に何を言われたとしても、乗り越えられる自信になりましたし、

 

営業とはこういうものなんだ。社会とはこういうものなんだ。

と自分の中でつい何ヶ月前まで高校生だったそんな自分が、

社会に触れた時に、社会の厳しさを初めて知ったこれが私の最初でした。

 

 

 

ただ振り返ると、

これに関しては今となってはとてもいい仕事だったとは言えなかったと思います。

 

そして今またそのリフォームの営業に戻ったとしても今続けられるのかっていうとちょっと疑問は残ります。

1件1件自宅訪問。

1日100件くらい訪問してピンポンを押しながら

外壁リフォームいかがですか?リフォームしませんか?ちょっと壁に痛みがありますが・・

まぁいろんなトークはありますが・・営業をかけていくわけです。

 

 

18の才の私は、周りが大学生の友達やフリーターの周りも多かった為、

正直なんで自分がこんなことをしてるんだろう・・

今こんなことやって意味があるのだろうか・・

こんな気持ちを抱きながら常に仕事をしていました。

 

正直・・外回りをしながら公園でサボったり、

ピンポン押すな今日やだなちょっとファミレスに入ったり正直サボったこともよくありました。

 


研修の内容が異常・・

 

この営業自体が、社会人として学べたことっていうのはすごくあるんですが、

私が1番今の中でも人生の糧になっているのは、入社式が終わってからの研修。

 

とにかくキツかった。

キツすぎた。

 

皆様、声を出しすぎて喉が潰れた経験ありますか?

 

忘れる事のない貴重な経験です。

この研修は、全国の同期と5日間あるとしか聞いてませんでした。

 

どんな研修か、何をするかも聞いてませんでした、

 

はい。地獄でした。

 

全国の同期は、100名以上。

そんな中、支店事がチームになり、かせられた試練を乗り越えていきます。

 

まず、腕立て100回。

その腕立ても上司の回数を数えるのについていけなければ、最初から。

「1、2、3、4、、、、33、34、35、、、やり直し、、1、2、、」

 

まさに体育会系。

営業するのになぜ腕立て??

疑問でしたが、やるしかないんです。

なんとかやりぬきましたが、身体はボロボロでした。

他にもたくさんやったんですが、頭がパンクしていて覚えてません・・笑

 

 

 

ただ、1番きついのは忘れもしません!

 

【声出し】

これが、やばいんです。

声の限界を超えたんです。笑

 

声の限界って何?って感じだと思いますよね。

その研修は、とにかく大きな声を出す。

初めは決まっていた例文みたいなのを叫んでいたんですが

 

 

「おはようございます!!!!」

「ありがとうございます!!!!」

「あああ!!!!!」

 

 

最後は、言葉になっていなくても大きな声を出すんです。

これが、どんなに大きな声を出しても

 

上司
まだ出るだろ!!
上司
まだまだ出るだろ!!!

 

上司
そんなもんじゃないだろ!!!

 

永遠に続きます。。

 

どんなにやばいかって伝わりにくいと思いますが、

当時の私は、声を出しながら泣いてました。。笑

 

 

当時私の支店は、新宿支店。同期は14名でした。

この14名がクリア出来ないと終わらないんです。

 

何度も、

何度も、

何度も、

何度も

繰り返してやっっと全員がクリア出来た時には、

全員が泣いてました。

そして、全員の喉が潰れてしまって、普通の声も出せませんでした。


無駄ではない・・そう思えた理由

 

こんな研修が5日間。

 

濃密で、地獄の日々が終了しました。

もう二度とやりたくないですし、戻りたくない。

 

その気持ちは今でも変わってません。

ただ、今でもあの5日間を超えるほど辛い事ってないんです。

 

 

何か辛い事とか嫌な事があっても、

「あの時の方が辛かったよな〜」

って思えてしまうんです。

 

この経験があるからこそ、

営業での数字に追われる毎日があっても乗り越えられるし

自分の事を第三者の目線で見る事ができます。

 

その経験がなければ、おそらく営業でもっと苦労してましたし、妥協する事を覚えていたと思います。

 

正直、その5日間の研修で、辞めてしまった同期も他の支店ではたくさんいました。

 

研修が終わって、仕事内容も含め辞めた同じ支店の同期もいました。

ただ、関わって期間は1ヶ月とかでも、辞めて10年以上たった今でも

繋がってます。

 

もう、普通の同期の仲間ではないんです。

同じ訓練を越えた同士のようで家族みたいな存在でした。

 

そんなかけがえのない人に会えた機会を作ってくれたあの研修や会社には

感謝しています。

 

生きている中で無駄な事をしている気持ちになる事も多いと思います。

どんな経験でも今後に活かせる。

 

自分の気持ちがブレなければ、それで良いのかと思います。

以上です。

最後まで見て頂きありがとうございました!