【水商売の給料】当時の給料システム公開

まっふーです。

 

 

先日こんなツイートをしました。

 

 

 

 


売上の半分が給料

約10年前にやっていたホスト水商売の給料システムをお伝えしていきたいと思います。

 

水商売といっても色々ありますが、

私のやっていたのはホストです。

 

ホストの給料って知ってますか??

 

意外と詳しいことってわからないのかなあと思ったので、

ちょっと昔の記憶ではあるんですが、呼び起こして実体験をもとにお伝えしていきたいと思います。

 

当時私がホストをやっていたのは20歳の時です。

 

20歳から約2年ぐらいありまして現役をやりまして1ヵ月で100万円以上稼いだこともあります。(埼玉ですけどね笑)

 

 

もちろんもっとたくさん稼いでるホストの人もいっぱいいるでしょうし、

その当時もっと稼げたホストの人も知ってますがその一つの店舗では、No.1になったこともあります。

そんな私のこの経験から踏まえた実際の給料システム。

 

 

まず大きく分けて2つあります。

 

1つは売り上げに対しての給料。

もう一つは売り上げがたたなくて、労働(時給)での給料をもらっている。

この2つになります。

 

 

基本的にホストの給料は、売上げからもらうというのが、

ホストがまず目指すところになっています。

 

 

 

ホストの給料は、すごくシンプルでわかりやすく単純で

 

 

売上10万円の場合、給料は5万円

売上20万円の場合、給料は10万円

売上100万円の場合、給料は50万円

売上200万円の場合、給料は100万円

 

このように売上の半分が給料になる。

これがまず大前提の給料システムなります。

 

 

なので基本的にはビール1杯1000円

ちょっと簡単に頼めるシャンパン1本5000円からみたいなのがありますが、

 

そのお客様が頼んだ食事や飲み物、

その全てが売上になります。

 

そして、お客様がお店に滞在している時間も売上になります。

 

お店によってもですが、1時間5000円だったりそこのいる時間帯っていうのも売上になります。

 

そして重要なのは、やはり指名をもらうことです。

 

この指名料金と言うのが1時間1000円。

 

私がやっていた店舗1000円だったので、

滞在していた時間分の指名料金がプラスしてお客様は支払う金額にでなります。

 

もちろん飲み物だけではなくて、食べ物に対しても1000円のスナックやチャーハンだったり、フルーツ盛り合わせだったり、

この部分は売り上げとして加算されます。

 

 

ただこの指名料金に関しては、売上には入りません。

 

指名料金は指名バックと言って、そのままその担当ホストにバックされます

お客様が1000円の指名料金を払ったらその1000円はそのままホストに入りますので、

 

その1時間に1組だけではなく2組、3組と指名被りの場合に関しては、

その1時間で指名料金が3組だった場合、すでに1時間で3000円がそのままその日に支給されます。

 

これもとてもいいですよね。

 

そのままバックされるって言うところに関しては、

指名が多いホストは1万円以上は全然超えてくるんで、

給料日ではなくもうそのまんま1日働いてその日にもらえる。それもまた良い給料システムかなと思います。


細く長くも必要

細いお客様・太いお客様とは・・
細いお客様=お金を使わないお客様・太いお客様=お金をたくさん使うお客様

 

 

 

この細く長くも必要と言うのは、

自分の売上を上げるために、たくさん使ってくれるお客様がいることも重要なんですが、

 

 

 

月に1回しか来ないけどその1回で50万円使うお客様。

 

 

 

もしくは週に2・3回来て3•4万円しか使わないお客様。

 

 

 

そのように計算をしてみると、1日2万円しか使わないけど、週3回6万円。

この6万円で週4回やって24万円

 

 

 

このようにあまりお金を使わないお客様でも、たくさん来てくれることによって売上は見込めるし、

 

 

 

また先ほど話した指名料金っていうのが、そのままバックされるので、

意外と馬鹿にできないなので、何回も何回も来ていただけるお客様っていうのは、やはり重要にもなってきます。

 

 

確かにお客様の中には1回でガッツリと使ってそのホストを喜ばせたい!

そういう楽しみ方をする方もいますが、

癒しを求めて何回も何回もたくさんのお金を使えないけれども何時間も一緒にいたいって思って使うお客様もいます。

 

 

 

ホストを利用する目的は様々です。

 

 

話はズレますが、

その用途が様々なお客様によって接客するサービスの仕方っていうのも変わってきます。

 

 

その場が盛り上がりたいお客様。
もしくはしっとりゆっくりお話ししたいお客様。
休憩スペースとして私の卓は使っていいよって言うふうに言ってくれるお客様。
飲んでくれないと困るんだけどって言うお客様。

 

 

いろんな方がいるのでここは用途によって様々接客の方法っての変わってくるかなと思います。

 

この経験は、ウェディングプランナーの時や、営業をしている時など

 

 

接客する上で大切なことを学んだスタートになりましたし、原点になってます。


 

2週間に1回が給料日

 

 

 

私がいた店舗では、給料日は2週間に1回でした。

 

この2週間に1回のこの給料日にその前半戦、後半戦。

この前半後半での売上がどれぐらいなのか。

中間報告の日でもあります。

 

 

なので現状この2週間で自分がどれだけ売上を上げて、

どれだけの指名が入っててなんて言うランキングも出されます。

 

こうなってくると自分が追い込みタイプなのか、

それとも先に一気に売上を上げるタイプなのか。

この辺の自分のスタイルがわかってきます。

 

 

 

ただここに関しては給料システムに給与システムは1ヵ月に1回のところの他店舗でもありましたし、

これはちょっと様々なので一概に言えないですが、私は2週間に1回での給料システムすごくよかったです。

 

自分が現状どのくらいの売上でどのくらいランキングの位置でなのか明確化されるので、

やはり数字があった方が、きっちりと自分の目標目指すことができるかなと思います。

 



 


場内指名で稼ぐ

 

場内指名と言うのは本指名ではなくヘルプについて欲しいホストを選ぶ指名になります。

 

お客様の中には、本指名はしているけれども今日は場内指名の中で盛り上がってヘルプのホストと楽しみたい。

 

って言う風な形で楽しむ方もいます。

 

ただ本指名のホストはちゃんといるんです。

本指名はいるけれども今日は盛り上がっていきたいとか、

いつも指名で忙しい他のホストが、空いていれば場内指名できると言うメリットもあります。

 

なのでランキング3位のホストを指名している子が、

もしかしたらランキング1位のホストを場内指名ができるかもしれない

こういうメリットもあります。

 

ただここで飲んだり食べたりそこの場内指名をもらっていくら売上げを上げても、それは本指名の売上になります。

 

ちなみに場内指名の指名料金と言うのは、本指名の金額と同じで1000円になりますが、

この場内指名の金額に関しては、その場内指名をもらったホストに直接バックされます。

 

なので売上を上げていないホストは。

やはり場内指名をいかにもらって、いかにその本指名をもらっているそのホストの売上を上げるヘルプ徹していられるのか。

 

ここがポイントになってきます。

なので盛り上げ方がすごいうまく、場内指名をもらうホストもいれば、

場内指名は全くもらえない何をやってもヘルプ止まり。こういうホストもいます。

 


まとめ

 

 

ざっとではありますがホストの給料システムになります。

 

意外と単純明快でわかりやすい。

あらためてお伝えすると、売上の半分が給料になる。

そして指名料金はそのまま給料になる。

 

とてもわかりやすくてシンプルなので大体給料の部分は、

お客様が使ってくれた6割7割くらいが給料になるようなイメージです。

 


ホストの代名詞(シャンパンコール)では

3万円のシャンパンを頼んでくれたお客様限定になります。

 

ちなみに当時1番呑んでいたシャンパンがこちら!

モエ・エ・シャンドン

当時は1本3万円で注文を受けていて、一気に呑んだりしていましたが・・

今では、記念日にしっとり呑んでいます。

プレゼントにも良いですよ。

 

シャンパンが少し苦手な方は、カルピスと割ると飲みやすくなりますよ!

 

 


 

もう10年以上前の話なので、

今とは全く違う可能性もありますが、売上を上げていかなきゃのは変わっていないはずです。

 

水商売世界にいたからこそ、やはり数字の重要性。

そしていかに周りと比べて売上を上げていくか。

 

ここの部分ではこだわる必要があるんだなと20歳の時に学べたと思います。

 

それを最後まで見ていただいてありがとうございました。